Marin7016’s diary

どうでもいいような日記が投稿されます。笑ったりしてくれたらうれしい限りです。ふじこふじこふじこ

恋と携帯〈思い出日記シリーズ〉

 私は今の彼氏とバイト先で出会った。話すきっかけは彼氏の名前を間違えたことだ。しかし、私はその前から彼に恋愛感情があった。彼と顔合わせのタイミングの際にピンと来て「多分私はこの人のことを好きになる」と思った。要は一目惚れだ。詳しく言うと顔がバリ好みだった。そして、上記に書いた通りのきっかけで話すようになった。そして、ラインを通して仲良くなり徐々に彼のことを思うようになった。

 その時の私の携帯は日常的に壊れる。画面が動かなくなったり、誤作動起こしたり。特に彼との連絡の時に起こっていた。今思うと、恋の病でずっと彼の会話画面だったからだと思う。

 私は朝早く起床する。彼は遅い。その日も早朝から会話画面を見ていた。幸せの気分の中恐ろしいことが起こる。携帯が壊れたのだ。こともあろうことか、なんと彼に電話し始めたのだ。早朝だったことから必死に止めた。しかし、鳴り響く携帯。ボタンを押す私はきっと北斗の拳のアチョチョチョチョだったことだろう。そして、彼が出た。なんとも眠たそうな声だった。そして、彼に誤り電話を切った。内心「終わった」私の失恋心と被害妄想が爆発。その場でブロックした。しかし、後日共通の知人から連絡が来て彼が私のことで悩んでいると聞いた。そして、ブロック解除。この出来事がきっかけで彼との距離は急激に縮まり現在は恋人となっている。

 上記にも書いたが、彼との画面をずっと見ていたのもある。しかし、彼のことが好きなのにうじうじして行動できない私を見かねて携帯が代わりにきっかけを作ってくれていたのではないかと思う。結果的に交際にまで発展したのだから。当時はくそ携帯なんて思っていたが、今は感謝しかない。ありがとう、ポンコツ携帯。そんなことを機種変更の時思い出し、笑った。