Marin7016’s diary

どうでもいいような日記が投稿されます。笑ったりしてくれたらうれしい限りです。ふじこふじこふじこ

トイレの花子さん【思い出日記シリーズ】

 小学生の時にトイレの花子さんが流行っていた。学校の怪談などの本が流行しておりみんな夢中で色々なものを試していた。男子も女子もキャーキャー言っていた。私自身怖いものが苦手で、怪談で喜んでいる人たちの気持ちがわからずうざがっていた。七不思議とかマジで嫌いだった。

 ある日、女子数人が花子さんを呼び出そうと言っていた。それをコソコソと聴いていた私は内心馬鹿だなと思いながらも怖いもの見たさに彼女たちにこっそりついて行った。そして、儀式が始まる。どんな手順だが忘れたが、女子たちが怖がりながらも淡々と行っていた。内心馬鹿だと思いながらもドキドキしながら見ていた。そして締めの儀式に水を流した。

   「○!※◇□#」

何を言っていたが思い出せないが、聞こえたのだ。女性の声が。その声は女子たちの声ではないと直感的に感じた。聞いた瞬間女子たちが悲鳴を上げた。悲鳴をあげながら先生を呼んでいた。その後特になにもなかった。

 あの時の感覚は今でも忘れられない。嘘と思われる方もいると思う。しかし、私はあの時聞いたのだ。女性の声を。そのせいで私は公衆トイレや学校のトイレが怖くて入れなくなった。何ならトイレ自体が怖く、した後すぐに走る。基本的に幽霊なんて信じたくない。しかし、あの声を聴いてしまったからには私は信じないことが出来ない。皆様もくれぐれお気を付けて。