高速道路置き去り〈思い出日記シリーズ〉
高速道路置き去り
私が地元に戻るときわざわざ親が迎えに来てくれた。親が車で来る当日、妹から連絡が来た。私は大変驚いた。
「お母さんSAに置いていってしまったけん遅れる」
どういうことだ？もしかして喧嘩したのか？母親に聞いてみる。母親は出ない。それはそのはず。母は財布とスマホを持っていない状態で置いて行かれたのだから。即座に姉に連絡。一緒に来ていないが姉が面白がっていたのが文字からわかった。そして無事に母と合流し着いた。その後に話を聞くと真相はこうだ。母親がSAにトイレに向かっている時に寝ていた父親が運転を変わっており、なんでかわからないいが母を置いて出発したとのことだった。なお、妹はそのとき車内で爆睡。妹が起きた時、父親は「やばい、お母さん忘れた」と焦っている状況であった。そして、無事に合流したとのことだった。
父親のことが心配になった。老化が急激に進んだのか？今回高速道路で私たち死ぬのかな？まことに恐怖なり。父親自身なんでこんなことになったかわからないとのこと。被害者の母親は激怒していた。なんにもない状態で炎天下の中小さいSAに１時間も待たされたのだから。母親には申し訳ないが爆笑した。普通確認するやん。面白ろすぎる。こんなのDQNみたいな話でしかないと思っていた。いや、父親はもとからDQNなのか、そうなのか？謎は深まるばかりだ。みなさまも同乗者の確認をして発進してほしいものだ。
