Marin7016’s diary

どうでもいいような日記が投稿されます。笑ったりしてくれたらうれしい限りです。ふじこふじこふじこ

紙粘土と耳〈思い出日記シリーズ〉

私は昔から頭のおかしな行動をしていた。それは今も相変わらずだが、その中の一つを紹介する。

 小学校3年生の頃、紙粘土の工作にハマっていた。色んな作品を作っては親に見せていた。ある日おかしな好奇心が働いた。

「この紙粘土耳にいれたらどうなるんだろう」

今思うと頭が狂っているとしか思えない考えだ。少し考えれば結果も分かりきっている。しかし、今も昔も私の頭は足りていないのである。そして、いざ挿入!!!最初はなんともなかった。しかし、その後の対応が悪かった。そのままにして遊んだのだ。耳に紙粘土を入れているというドキドキを味わいながら遊ぶことで一層スリルがあり楽しかった。そして取り出す。皆様ももうお分かりだろう。出ない。入れる量が阿保だったのだ。耳穴にたくさん入れたのだ。焦った。しかし、外からは見えない大丈夫だと思った。不安もありながら、数日が経った。

 数日経ったころ、予定表にビックイベントの文字。そのビックイベントは身体検査。体重だけとかだったらよかった。しかし、耳の穴を見ることも確定していた。その時、私の耳の穴には緑の紙粘土。医師の立場になって考えてみて欲しい。耳の穴を見ると得体のしれない緑の固い物体。きっと医師も焦るだろう。どんな病気か。私も恥ずかしくなった。みんなのいる中で耳の穴になにかあることを焦っている状況を同級生から見れれると思うと不安が募っていく。そして、母に言う決心をした。

 母に打ち明けるにあたって、ありのままに話せばいいのに抵抗があり恥ずかしかった。そのため作戦を立てた。作戦はこうだ。母に耳かきを頼み異変に気付いた母が耳鼻科に連れていってもらい無事摘出という作戦だ。結果その通り進んだ。寝台に寝っ転がり帯で縛られた状態で摘出。まるで俎板の鯉だったであろう。その時の母の笑顔は今も忘れられない。しかし、その後に問題が起こった。「誰がなんのために入れたのか?」だ。言えなかった。好奇心で入れましたなんて。その結果、姉に濡れ衣を着せた。その後、家に帰り姉の尋問が始まった。姉は心あたりがない。それはそうだ。入れたのは自分なのだから。ばれるのが嫌で、うやむやにした。現在は真相は明らかになっている。

 子供というのは大人には考えられないような行動をする。親御さんでこの記事を見ているかたは是非気を付けてほしい。