Marin7016’s diary

どうでもいいような日記が投稿されます。笑ったりしてくれたらうれしい限りです。ふじこふじこふじこ

妹とあんみつ姫〈思い出日記シリーズ〉

 私の妹は昔ぽっちゃり体型で細目であった。現在は細目はそのままだが、ぽっちゃりではなくなった。

 幼い頃の写真映えと言えば「七五三」の写真撮影。親をはじめ祖母などテンションが高く楽しみにしていた。妹が主役の七五三だったため、妹は和洋どちらの服も着て写真撮影。あるあるなのかもしれないが、服がなかなか決まらない。どれも可愛く悩む。しかし、着る本人の意見が最終的に採用されるため時間はかかるが決定。しかし、髪型はそうはいかなかった。髪型に関しては妹はどうでもいい感じであった。これがのちに現在の妹の黒歴史になるのだ。みんな悩みに悩んで一緒に来ていた祖母に決めてもらうことに決まった。カタログを見てある写真を指す。あんみつ姫の髪型だ。家族みなどよめいた。その後断ろとしたが、決定権を託した手前出来なかった。

 いざ撮影。妹が準備を終えて化粧室を出る。ドアを開けた瞬間、またのどよめき。妹に悪いが私も姉も爆笑していた。そこにはあんみつ姫のような天童よしみが不機嫌な顔で立っていたのだから。天童よしみファンの方は申し訳ないが、可愛らしくもあるが面白さが勝っていた。母は一生懸命フォローしていた。撮影の時は、やはりプロ。おだて方がうまいのなんの。笑顔で撮影。その後、何事もなく終了。

 後日の写真を見て妹は発狂。見た瞬間みな爆笑。その後妹に見せると後悔していた。妹の前で笑ったら失礼と思ってみな可愛いと言っていたが、妹は不服であった。その後あんみつ姫はタンスの奥底に眠っている。また見たいが、出したら妹が発狂する為出せない。次日の目を浴びるのはきっと結婚式の映像であろう。

 

今週のお題「試験の思い出」

 「試験」私はこの言葉を聞くだけで緊張と嫌悪感を感じる。ほとんどの方がよい感情を抱かないと思われる。試験には2つの種類がある。筆記か実技かだ。

 私は昔から緊張しやすいタイプだ。その為筆記より実技の試験が嫌いであった。ある時の実技試験は二人組で行われるものであった。ペアは対して話したことがない為苦手だった。その後も友達になるみたいな関係になることはない。本番、私は緊張から笑いが止まらなくなりミスも多くなる。結果、先生からは大変手厳しい指導を貰った。

 そんな実技を乗り越えて国家試験に合格、資格を利用し職に就いた。しかし、結局私には向いてないと思い仕事を退職。この件に関しては無理なもんは無理逃げよう編を参考にしてくれ。今でも思うが大変頑張ったと思う。苦しんでいるあの頃の私を物凄く励ましてあげたいが、この現状を聞くと私はきっと絶望するであろう。

 結果なんて決まっている。合格も不合格も決まっていることは受け入れて生きよう。重大な試験の悪い結果を受け入れるのに時間がかかるだろう。私も時間がかかった。時間がかかってもいいし、全てを受け入れろなんて言わない。あるがままに強く生きよう。

鋼鉄のハンバーガー〈思い出日記シリーズ〉

 私は昔から馬鹿である。また、説明を見るのが嫌いで面倒くさいのでよく人に聞いていた。

 ある日の朝食に母がコンビニの割引されたハンバーガーを買ってきた。ハンバーガーは冷蔵されておりひんやりしていた。家族のみんなはそれぞれレンジで温めていた。最後に私がチンする番になり、いつものように家族に何分レンチンするか聞いた。しかし、答えてくれなかった。逆に姉から自分でわかるやろと言われた。その瞬間理不尽ながらカチンときた。そして、ここで私のおバカポイント。どこに何分チンするか書いているところがわからない。わからないじゃない、文字を見たくないし不機嫌だったのだ。

 そして、私はチンをした。時間は2分。音が鳴りドアを開ける。焦げた匂いがした。そして取り出す。触った瞬間、脳がマグマの様に灼熱のハンバーガーを危険と察知し反射を起こした。少し冷まして外装を剥ぐ。見た目は普通であった。見た目は。

いざ実食。結果、固すぎ熱すぎで噛めない。この時、初めて化学と羞恥心を感じた。水分が抜けると柔らかいものもこんなに固くなると知った。同時にミイラに興味が沸いた。きっと彼らも鋼鉄なのかもしれない。その後、水に浸してもダメであった。その状況に笑い転げる家族に私は恥ずかしくて顔が赤くなっているであろう。今思うと、我ながら頭がおかしいと思う。

みなさまもチンする時は過熱しすぎない様にお気を付けて。

 

家族なのに疎外感~姉妹編~

5.姉と妹

 はっきり言って苦手である。姉は母親譲りのセンスであり、個性的で面白い人である。社交的で人気者。友達を多いながら、バイト先のオーナーなど年上の方々からすごく可愛がられている。高学歴であり、気も使えて優しい一面もあるのだ。妹は気分の高低差が激しく性格も悪いほうだが、勉強を始め姉と同じく社交的で毎日楽しそうだ。また母親譲りの絵の才能や感性。そういうところが私のコンプレックスを刺激する。家族として好きであるとともに、そんな姉と妹が苦手であった。一緒にいると惨めな気持ちになる。そんな自分が嫌で、負のスパイラルに巻き込まれるのだ。

 

次回は私編なりよ☆

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」

 ずばり運動である。昔はどんだけ食べても太らなかった。きっと若さゆえだろう。大学生になると運動しないくせに美味しいものを爆食した。日々増加する数字を見て見ぬふりを決め込む。昔の栄光にすがり運動もしなかった。その結果見事にトマトの体型だ。

 若い人に伝えたい。他の方からみたら私も若いと思う。だが、言う

運動をせず爆食を繰り返したら若くても太る。悪いこと言わないから、30分でも歩きなさい。脂肪は着実に君に纏わりつこうとしてくるぞ。一度付いたら引っ付き虫のように離れない。運動をすることを祈り健闘を祈る

ちょっとそこのお姉さん〈思い出日記シリーズ〉

 寒い日の夜、駅から出て家に帰る途中におばあさんに声を掛けられた。最初は気のせいと思った。その次に違う人を呼んでいると思った。しかし、周りを振り返っても誰もいない。いるのは、薄暗い中私を呼ぶおばあさんだけだ。大変申し訳ないが妖怪かと

思った。恐怖を感じていたが、緊急性あるものかもしれないと考え返事をした。

 おばあさんの第一声は

「あんた金持ってない?」

乞食かやばい奴かと脳裏をよぎった。そしてこの予想は当たる。その時近くに駅があった。もしかしたら、帰りたいのにお金がなく帰れなくなってしまったのかと思った。その理由だったら上げようと思った。しかし、違う。どうやら家が近くにあるらしい。また足に麻痺がある様子であり杖歩行であった。ご家族は家にいるが、お迎えには来てくれないらしい。その時なんてひどいご家族だと思った。しかし、話を聞いたうえで嫌な予感がしたためお金がないと嘘をついた。すると…

「あんた嘘ついてるやろう。その紙袋なに?」

本格的にやばいと感じた。そこには老人に対する慈しみの心なんて存在しない。あるのは怪物がいるかのごとく恐怖心と好奇心だけ。私は買い物でお金を使ってないこと、紙袋の中身は贈答用のお菓子を伝えた。すると、それをねだってきた。あげることが出来ないと伝えてもしつこかった。まるで、ハウルの動く城の荒れ地の魔女のようだった。挙句の果てにたばこもねだってきた。その後なんとか交渉し、近くのスーパーまで同伴しおばあさんのもとを去った(無理やり)。

 みなさまも頭のおかしな人に出会ったら逃げましょう。

 

お題「人生で一番古い記憶」

 私の一番古い記憶は監獄だ。監獄と言っても幼いながら罪を犯したことはない。北海道の博物館網走監獄だ。北海道旅行の際に訪れた。ぼんやりだが、監獄の鉄格子越しに今は亡き祖父の笑顔。たまに前世の記憶かもしれないと考えるときがある。罪を犯した側か看守側なのか。本当に前世だったら気になるところである。SかMどちらかの素質を見いだせることも出来るかもしれない。ぼんやりした記憶だが、想像が膨らみ楽しくなる。